幼児教育課程
子どもの心身の発達や取り巻く環境を理解するとともに
豊富な現場体験を通して、保育・幼児教育の実践力を磨きます。
取得可能な主な教員免許・資格
これからの学校現場を支える高い専門性を育成する3課程・5コースでは、複数の免許や幅広い資格が取得でき、活躍の場が広がります。免許・資格の取得のため、数多くの履修モデルを用意し、ていねいなガイダンスによる履修指導を行います。
複数免許の取得については、無理のない履修モデルをアドバイスしますので、ガイダンスでご相談ください。

※1:特別支援学校教諭一種免許状の取得には、幼稚園、小学校・中学校または高等学校教諭免許状の取得が必要です。
※2:所定の科目を履修することで、スポーツ指導者養成講習会と同じカリキュラムを履修したものとされ、修了証明書を受けることができます。
※3:資格取得には、別途筆記試験と実技試験(中級のみ)の合格が必要です。
※4:所定の科目を履修し、別途試験の合格が必要です。
◎免許、資格を取得するための履修には、各課程・コースによる条件や制限がある場合があります。
TOPICS
学びの最前線
子どもたちに物語の
楽しさを伝える劇づくり
4年次の総仕上げ「教職実践演習」では、幼稚園・保育園で行う生活発表会の劇に取り組みます。授業では劇づくりに向けて、劇の元になる絵本の選定から、シナリオづくり、演出まで担当し、劇として学内のエレノアホールで発表します。特に大事なのは、伝えたい内容について、感情を込めてせりふや身振りで表現すること。みんなでアイデアを出し合いながら、子どもが楽しめる劇をつくり上げます。学生が主体となる劇づくりを通して、コミュニケーション力やチームワークを育みつつ、学生生活最後の思い出を残せる授業でもあります。
保育・教育実習を、
より充実させる模擬保育
実習前の事前指導の授業では、指導案の作成や実習生として留意すべきさまざまなことを学びますが、学生が主体となるものに「模擬保育」があります。幼児期は遊びを中心とした保育となるため、模擬保育では、手遊びや歌、おひなさまやこいのぼりなどの季節行事を題材にした制作をはじめ、コマやけん玉、折り紙など、つくって遊べるおもちゃの設定保育(教育のねらいや目標を定めた保育)を実践します。先生役になる学生と子ども役の学生が一体となって現場での保育の場面を展開します。
読み聞かせや弾き歌いを
豊富な実践で学ぶ
幼児教育課程では、講義だけでなく演習や課外授業にも取り組みます。「言葉」の授業では絵本の読み聞かせやパネルシアター、「造形表現」では子どもが楽しく遊べるおもちゃなどの制作、「音楽表現」「ピアノ」では弾き歌い、季節・行事の歌などを幅広く学びます。また、幼児期の保育・教育では養護ケアを理解することも重要なことから、「社会福祉」や「子ども家庭福祉」、「子ども家庭支援論」では、施設訪問や利用者との交流、地域の親子の子育て支援などに参加するなど、多様な経験を通して実践力を身につけます。
PICK UP科目

PICK UP 1ピアノ1・2
保育園や幼稚園、小学校などの音楽活動には、ピアノ演奏技術や歌唱力が求められます。個人レッスンやグループワークを取り入れ、初心者の学生も安心してスキルアップできる体制です。

PICK UP 2乳児保育
生涯で最も発達変化が大きい乳幼児期。その成長を支える保育士・幼稚園教諭の役割は重要です。年齢ごとの発達の特徴や子育て支援、保護者とのかかわり方なども学びます。

PICK UP 3子ども家庭支援論
家庭生活の変化や子育ての孤立化などの社会問題、国や自治体の子育て支援施策、保育所などの子育て支援について理解を深めます。海外の子育て支援にもふれ、子育ての価値観を多様にします。
カリキュラム

※科目名などは代表的なもののみ掲載しており、変更になる場合があります。