小学校教育課程
─ 小学校教育コース ─
教科指導や学級集団づくりなどに理解を深めつつ
教師としての人間性を磨き、実践的指導力を身につけます。
教育現場の"いま"
深刻な環境にいる児童の心に寄り添える先生が求められています。
いじめや非行などの「問題行動」や不登校、引きこもりなど、今、学校では深刻な問題を抱える児童が増えており、その対応や指導が教員に求められています。これらの課題解決に向けて、スクールカウンセラーなどの専門職と協働できるカウンセリングの専門知識は、これからの教員に求められる能力の一つとなっています。
桃教では
教育相談実践基礎プログラムでは、特別支援やメンタルヘルスに関する
実績豊富な心理の専門家の指導のもと、教育相談の実践力を高めます。
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POINT1小学校教員をめざすための
最強の布陣がそろう環境長年教壇に立ち、教育現場を知り尽くしたベテラン教員陣に加え、教員採用試験を熟知した教員陣、文部科学省で教育政策に携わった教員陣など、小学校教員をめざすための万全の体制が整っています。「正課授業での試験対策」「(正課外における)専任教員のサポート」「教職センターによるプログラム」が三位一体となり、学生一人ひとりを支援します。
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POINT2早期からのインターンシップなど、主体的な学びを重視
実際に子どもたちと向き合い、その表情やことばにふれることで、教育者になる意識と実践力を高め、教育の根本である児童への理解力を磨いていきます。また、学生同士が意見を出し合う討論や、協力して課題に取り組むグループワークなどのアクティブ・ラーニングを積極的に取り入れ、主体的に学ぶ姿勢を身につけます。
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POINT3国語(中・高)と英語(中・高)の 教員免許が取得できる2つのコース
児童生徒の発達段階を見通した上で、学力・徳性の基礎となることばの力・国語力を専門的に指導する力を育成する「国語教育コース」と、小学校英語で中心的役割を果たし中・高英語教育へのスムーズな接続を図る指導力を身につける「英語教育コース」を設置。2つのコースでは小学校教諭に加え、それぞれ国語・英語の中・高教諭免許が取得でき、増加する小中高一貫教育に対応できる教員をめざします。
TOPICS
学びの最前線
“本物”の小学校教員をめざす学生に心強い、
教育現場に精通した教員陣。
文部科学省の専門家会議や大阪府教育庁などで教育の未来を提言してきた教員陣、さまざまな学校現場で豊富な経験を積んできた教員陣、また、国語教育、特別支援教育などの領域において卓越した見識と専門性を誇る第一線の研究者でもある教員陣が、チームになって学生を指導します。2020年より全面実施された新学習指導要領に対応した各分野のスペシャリストが、子どもたちの「生きる力」を育むことのできる“本物”の小学校教員を育成します。
「人間力」を高める
学校園インターンシップ。
人間性を重要視する傾向が強くなった教員採用試験では、筆記試験や実技に加え、面接や模擬授業、場面指導も行われています。筆記試験ももちろん大切ですが、「児童理解」の重要度が今まで以上に高まっています。本コースでは、「児童理解」を深め、「人間力」を高める重要なステップとして、1年次から4年次までの段階的なインターンシップをはじめとする教育現場での体験を重視しています。子どもとふれあう機会を通して、自身の課題や適性と向き合うとともに、体験・対話・思考を重ねることで、人間的に大きく成長することができます。
主体的に行動する姿勢を身につける
アクティブ・ラーニング、課題解決型学習。
学外の地域団体や企業とコラボレーションする企画などに取り組み、教育者、社会人として不可欠な素養となる人間性や社会性を育みます。取り組みは、子どもたちに楽しんでもらう企画が中心。パートナーとなる地域団体や企業の方々と連携しながら、学生が主体となって企画の立案から告知、運営までを行います。さまざまな立場の人々との交流や交渉などの経験を通して、学習面はもちろん、社会やビジネスのルールやマナー、主体的に思考し行動する姿勢を養います。
PICK UP科目
PICK UP 1理科教育法
小学校理科指導についての理解を深め、授業のあり方を検討するとともに、教材学習の必要性や意義を探求します。同時に実験器具を使った理科実験や指導案作成など、実践の内容にも取り組みます。
PICK UP 2国際社会と教育
途上国の子どもたちへの国際教育協力について学び、国際社会と教育の関係を理解するための基礎知識を養成。諸外国の事情を自ら調べ、発表することで伝える力も身につけます。
PICK UP 3初等英語
2020年度から公立小学校3・4年生で「外国語活動」が、5・6年生では教科として「英語」が導入されました。さまざまな教材を用いた指導法を学び、小学校教員としての指導力を身につけます。
カリキュラム
※科目名などは代表的なもののみ掲載しており、変更になる場合があります。