国際交流
カンボジア(インターンシップ)
国境を越え、現地の人とふれあいながら学ぶプログラム。本学と包括連携協定を結んでいるカンボジア・メコン大学や現地の小学校、幼稚園などを訪問し、学生同士の交流を図ります。東南アジアの歴史、文化等を実体験で知ることで、異文化への理解を深め、国際的な視野を広げます。
フィリピン(サービス・ラーニング)
交流協定校であるアジア・トリニティ大学が展開するサービス・ラーニングプログラムに参加します。社会貢献活動(サービス)を通して、教室で得た知識や理解を深め、個々の学びにつなげること(ラーニング)を目的としています。アジア・トリニティ大学は、地域の人に寄り添いながら「教育」や「医療」などにおける支援活動を展開しています。他国の留学生、日本の他大学の学生とチームを組み、社会格差が深刻化するマニラ近郊のコミュニティでボランティア活動を行います。
子ども英語プログラム(Kids English)
小学校教諭をめざす本学学生により企画・運営されている「子ども英語プログラム」では、近隣の幼稚園・小学校を訪問し、英語の楽しさを伝えるイベントを開催しています。本学の交換留学生も地域の子どもたちとの交流を図る取り組みに参加しています。
カナダ(語学研修)
夏季休暇を利用して1か月程度、交流協定校の英語集中プログラムに参加する短期の海外研修です。滞在中は大学寮に宿泊し、他国の留学生とともに英語のコミュニケーション能力向上を目的とした授業を受けます。各々の英語レベルに沿ったクラスで学ぶことができます。なお、本学はカナダの大学生を受け入れるプログラムも実施しています。
都市 | ウォータールー |
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受入機関 | レニソン・ユニバーシティ・カレッジ(交流協定校) カナダを代表する理工系大学・ウォータールー大学の提携校です。毎年35ヵ国から1,000人以上の学生がレニソンの英語プログラムを受講しています。 |
期間 | 1か月程度 |
留学生の声
カンボジア/インターンシップ参加
異国での貴重な体験が、再び教師への熱意を呼び覚ましてくれました。
入学当初は志望の大学に入れなくて、何事にも積極的になれなかったのですが、カンボジア研修のお話をいただき、未来への投資のつもりで参加しました。最初は友達もいなくて、心細い思いをしましたが、現地の子どもたちと触れ合うことで、不安もなくなりました。現地の子どもたちとはサッカー観戦やたこ焼きパーティーなど、さまざまなイベントを通して、言葉が通じなくても、笑顔やハイタッチでコミュニケーションできるのだと実感しました。カンボジアは公立と私立の学校での教育環境が極端に違い、公立校ではエアコンもなく、生活に必要な学びが中心ですが、私立校だと、道徳や留学に関する学びなどもありました。また都心の特別支援学校でも、軽度の障がいを持つ子だけの受け入れしかないのがショックでした。日々の学生たちとの反省会を通して、自分の考えの浅さや、本質を考えることの大切さを実感でき、それが最も貴重な体験でした。カンボジア研修をステップに、今後のインターンシップや教育実習にも、積極的に関わっていこうと思います。
高垣 朱希さん
小学校教育課程 小学校教育コース
(和歌山県立星林高等学校出身)
留学生の声
フィリピン/サービス・ラーニング参加
国境を越えて育んだ友情は、僕の一生の財産です。
コロナ禍でこれといった課外活動ができていない中、ゼミの先生からフィリピンのお話をいただき、行ってみることにしました。自分の英語が思っていたより通じなかったので、解らないところは何度も尋ねたり、発音にも気をつけ、やっと他国の学生と通じるようになったのは嬉しかったです。日本のアニメが共通の話題となったのも助かりました。マニラでは貧富の差が極端なことに驚き、スラム街で手作りのポスターを使って、高血圧や心筋梗塞の講義を行ったところ、市民の方が喜んでくださったのが印象的でした。現地ではさまざまな体験をしましたが、何といっても、国境を越えて一生涯の付き合いができる友達に巡り合えたことが、貴重な財産となりました。
橋本 康裕希さん
健康スポーツ教育コース
(大阪府立八尾高等学校出身)