【Congratulations!】2024年度教員採用試験合格者紹介(一部) 先生になる夢をかなえた在学生の声を紹介します

  • 小学校教育
    (佐賀県)合格

    高井 泰樹 さん

    小学校教育コース 4年次
    大阪府立柴島高等学校出身
    学生会・学生スタッフ会
    ※オープンキャンパスの全体説明会では常に総合司会を務め、好評でした。

    佐賀県には縁がなかったのですが、佐賀を舞台にしたアニメをきっかけに、佐賀県についていろいろと調べるようになり、興味を持ち始めました。そして教育実習を終えた後、突然「佐賀県の先生になりたい!」と思うようになりました。
    対策勉強は教育実習直後より開始し、最初は1日1、2時間程度からはじめました。4年次に入ってからは、本格的に8~10時間勉強するようになりました。
    私は一人で黙々と勉強するのが好きなのですが、教採の勉強を通じて、仲間と課題を共有し、互いに教え合える勉強もいいなと思えるようになりました。特に小学校の各科目の勉強は量も多く、やる気を継続させるのに苦労しましたが、同じゼミの仲間と一緒に勉強することで、教科の勉強もやり遂げることができました。
    面接は、教職センターの田中先生に、徹底的に指導していただきました。私は人前で話すことが得意ではなく、最初はよく注意を受け、心が折れそうでした。けれども、オープンキャンパスで何度も司会を務めるうちに、おおぜいの人に自分を見てもらえ、表現できる喜びを感じることができるようになりました。また、落ち着いて話す呼吸法を身に付けることができました。これはチューターである守谷先生からのアドバイスのおかげです。やがて面接でもスムーズに答えられるようになり、普段厳しい田中先生から褒めていただいた時には、大きな自信を持つことができました。桃教の皆さんは、もっと教職センターを活用すべきだと思います。1、2年次の頃は入りにくい所かもしれませんが、教採の過去問を立ち読みするなど、最初は気軽にのぞいてみてください。きっと教職センターの先生方も、サポートしてくれます。
    私は、あたたかさと厳しさで、生徒の成長を支えられる教員になりたいと思います。子どもの長所を肯定的に捉えて、あたたかい雰囲気に満ち溢れる学級を作りたいとともに、間違えた時は正しい方向へ導き、また何事にも粘り強く取り組んでもらえるような厳しさを兼ね備えた先生をめざします。
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  • 保育教諭
    (岸和田市)合格

    西本 芽以 さん

    幼児保育コース 4年次
    近畿大学泉州高等学校出身
    ガクチカ:ピアノ練習 入学時は左手が動かず、音符すら読めなかったのですが、いまではスラスラと弾けるようになりました。

    公立の保育教諭を本気でめざそうと思ったのは3年次の前期で、本格的に勉強に取り組んだのは後期からでした。授業のある平日は4時間、土日祝は約6時間勉強しました。学内での対策勉強は、ほとんどキャリアラーニングセンター(CLC)で行いました。CLCには公務員就職支援室の岡先生がいますので、自習勉強も見ていただきましたし、面接練習やエントリーシートの添削も、こまめに指導していただきました。岡先生は、親しみやすい先生で、CLCで勉強をはじめた頃から、「最後まで勉強を続けていれば、絶対に合格できるよ」と励まし続けてくれました。
    ゼミの高木先生には、1、2、4年次とチューターをしていただきました。悩み事にも親身になって相談に乗ってくれる優しい先生で、「西本さんは、いつもマジメに取り組んでいるので、その努力はきっと実るよ」と言葉をかけていただきました。
    試験勉強の中で最も苦労したのは、一般教養の数学です。元々苦手でしたので、中学・高校レベルにまでさかのぼって勉強しました。桃教ではピアノや絵などの実技の授業が豊富でしたので、保育の実技試験でおおいに役立ちました。面接試験では「どのように子どもと接していきたいか?」といった質問を投げかけられ、私は、どのような子どもや保護者も受け入れられることができて、誰もが「自分の居場所はここだ!」と感じることのできる保育者になりたいと答えました。また、子どもたちにとって、優しくておもしろい保育者をめざしていきたいと思います。
    実は、桃教は第一志望ではありませんでした。ですから、「何としてでも保育士になろう!」という気持ちは、入学時から人一倍あったのではないかと思います。幸い、桃教は少人数で採用試験の対策勉強も、一人ひとりきめ細かく指導してくれるので、私の実力アップにつながったのだと思います。
    いまは卒論に追われています。あとは、カフェやアパレルのバイトをしながら、大好きなアーティストのライブに行ったり、卒業までに、保育の先進国といわれているニュージーランドへ、短期間のボランティア留学を予定しています。
    私自身、特に勉強が得意ではないのですが、そんな私でもあきらめず努力をすれば、公立の保育士になることができました。後輩のみなさんもあきらめず、自分を信じて、最後までやりきってほしいと思います。
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  • 小学校教員
    (大阪市)合格

    石田 心美 さん

    小学校教育コース 4年次
    香川県立香川中央高等学校出身
    学生会役員会、学生スタッフ同好会
    写真・映像同好会、UD研究同好会 所属

    教員採用試験の勉強は、3年次の夏から筆記対策をはじめ、4年次から面接対策に臨みました。1日平均で4時間くらい、集中できる日は10時間くらい勉強できました。教職センターでは、藤原先生と上西先生に、場面指導を中心に2、3人のグループで指導していただきました。最もお世話になったのは、ゼミで教えをいただいた藤井先生です。筆記の過去問を中心に指導いただいたのが、合格につながったのだと思います。結構落ち込んでいた時期もあったのですが、「ココミなら絶対先生になれるよ!」と励ましの言葉をもらって、立ち直ることができました。
    最も苦労したのは場面指導です。元々面接が苦手でしたので、「どうすれば自分の良さを相手にアピールすることができるのか?」を中心にたくさん練習をして、本番に備えました。実際の場面指導では、「5年生の宿泊学習で、男子4人グループの内、一人がみんなと一緒に寝たくないので別の班にしてほしいと言い出しました。あなたならどうしますか?」という質問でした。私は、まず言い出した子の考えをじっくりと聞き、その生徒がいまどのような心理状態にあるのかを探りながら、対策を考えたいと答えました。言い出した子の願いと学級経営とのバランスを考えながら、解決策を練っていくのが最も難しいと感じる質問でした。 私は香川県の出身なので、香川と大阪との教育の違いを2つ答えなさいと言われた時は、少々戸惑いました。私は、環境の違いとICTの活用度の違いを答えました。出身地と受験地が違う人は、こうした質問の準備もしておいたほうがよいと思います。
    私は、楽しくて、わかる授業ができる先生になりたいです。小学校6年生の時の先生が、山登りに連れて行ってくれたり、授業中動画を見せてくれたりして、とても楽しく、わかりやすかったので、自分も、生徒が楽しくて、わかりやすい授業をめざしたいと思っています。
    桃教は、小さい大学だからこそ、いろんな先生と関わることができ、先生との距離も近く、授業後に気さくに話しかけたり、研究室にも気軽に立ち寄ることができました。私は途中、つまずいたり悩んだりしたけど、とにかく歩みを止めなかったのが、今回の合格につながったのだと思います。だから後輩の皆さんも、途中で投げ出したいこともあるかもしれませんが、とりあえず前に進んでほしいなと思います。
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  • 保育教諭
    (堺市、大阪狭山市、摂津市)合格

    香川 璃奈 さん

    幼児保育コース 4年次
    大阪府立堺東高等学校出身
    オープンキャンパス学生スタッフ

    採用試験に向けての勉強は、公務員試験の対策授業がはじまった3年次の前期からはじめました。授業のない日は朝10時から夕方5時まで、休憩を挟みながら5、6時間は勉強できたと思います。公立園の採用試験をサポートしてくれるキャリアラーニングセンター(CLC)には、SPIや保育の参考書が豊富にあったので、ここで自分に合った参考書を選び、勉強していました。CLCの岡先生には、筆記・面接対策をはじめ、エントリーシートの添削も指導いただき、「キミは絶対合格できる!」と、自信のない私の背中を最後まで押してくれました。
    勉強をはじめた頃は、数的処理という実戦的な勉強がとても苦手だったのですが、粘り強く勉強を続けることによって克服できました。何よりも、周囲の先生や友人が、「絶対合格できる!」と励ましてくれたことが、大きな支えとなりました。桃教では、ピアノの授業や実習がふんだんにあったので、実際の試験でも、あまり緊張せずやり遂げることができました。
    私は、子どもが全力で活動して100%楽しめるような保育者になりたいと思います。桃教は、自分の夢に向かって安心して勉強できる環境が整っています。後輩の皆さん、頑張ってください。
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  • 中学校保健体育(広島県・広島市、愛媛県)
    特別支援学校教員(北九州市) 合格

    黒田 怜さん

    健康・スポーツ教育コース 4年次
    福岡県立小倉高等学校出身
    軟式野球部
    学生会 元会長
    オープンキャンパス学生スタッフ

    採用試験に向けての勉強は、部活を引退した3年次の11月頃からはじめました。平日で5~6時間、休日は8時間勉強しました。大学では、先生の研究室で、仲間とともに知らないところを教え合い、自宅ではその復習と、場所を使い分けて勉強していました。教職センターでは、7人の先生方に面接を指導していただきました。
    試験全般については、ゼミの村上先生に、また筆記試験や面接試験のポイントについては、乾先生にご指導いただきました。乾先生の人を動かし心に響く言葉に支えられ、村上先生の、いつも自分のことを見ていてくれるという安心感で包み込んでくださり、お二人の先生には、本当にお世話になりました。
    計算問題、考える問題ではできないところもあり、精神的にも辛い日々を過ごしました。このような状況を支えてくれたのは、いっしょに勉強した仲間です。日々の勉強を通して、辛いことも嬉しいこともいっしょに共感してくれた仲間がいたからこそ、ここまで頑張ってこられたのだと思います。桃教での学びの全てが、自分にとって価値のあるもので、中でもレポート作成は妥協せず、読む人に伝わるよう、ひとつひとつ言葉を選んで書いたことが、試験にも役立ったと思います。
    桃教の人間教育は、それぞれの学生の個性を伸ばし、自分らしさを持ったまま成長できるところです。1年次からの日々の勉強をコツコツと積み上げていくことが、教員採用試験合格の近道だと思います。
    私は、生徒の輝く笑顔と成長の瞬間に出会うことが、教師としての喜び、生きがいだと思います。自分も生徒のことを第一に考え、生徒に愛情を注ぐことのできる教師をめざします。
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  • 小学校(奈良県、鳥取県)合格

    山田 祐大 さん

    小学校教育コース 4年次
    奈良県立高田高等学校出身

    教員採用試験は、3年次の2~3月頃から意識しはじめ、4年次になって本格的に勉強をはじめました。1日6時間は勉強していたと思います。また、通学時間が往復で3時間くらいあったので、その間にも暗記問題の勉強をしました。
    とくに苦労したのは面接です。いままでの経験を元に、自分の人間性を含めてしっかり考えて答えなければならない点が大変でした。けれども、同じゼミの仲間と、お互いに注意点を指摘し合えたのは、いい練習になりました。
    実際の面接では、「生徒Aと生徒Bがケンカをし、教室の雰囲気が悪くなりました。あなたならどうしますか?」といった具体的な質問を投げかけられ、当初は困惑しました。けれども最後には、「お互いの意見をしっかりと聞いて、どちらの生徒も自分が守るんだ!という責任感を持って対処したい」と答えることができました。上手く答えられたとは思いませんが、ふだんから自分が思い描いていることを素直に答えることができたという手ごたえを感じることができました。
    気持ちが切れそうになったりした時は、ゼミの二瓶先生がいつも言葉をかけてくださいました。ある日、先生が真顔で「キミが来年教壇に立っている姿が見えるぞ!」と励ましていただいた時には感激し、やがて勇気と自信につながりました。
    子どもたちには、チャレンジできる環境が必要だと思います。僕自身も、さまざまなことに挑戦し、何度も失敗を繰り返しながら成長できました。僕が教師になったら、子どもたちが安心して失敗できる環境を作っていきたいと思います。
    桃教は、先生との距離が近いです。現場のことを熟知している先生に、何でも相談できる雰囲気が素晴らしいです。桃教での日々の学びは、教員採用試験に直結しています。ひとつひとつの授業を大切にしてください。そして、教員採用試験は孤独な闘いです。だから、いっしょに闘う仲間を大切にしてほしいと思います。
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