学長メッセージ
若草の柔らかさと若竹の強さを
21世紀の幕開けとともに生まれた、今の学生たちは人生100年時代、22世紀の社会を見ることのできる最初の世代です。
素晴しいことですが、そこに至る道のりは決して平たんではありません。厳しい国際環境や加速する人口減少、コロナ禍や地球温暖化が進む中での自然災害の脅威など様々な困難が待ち受けています。
そんな厳しい時代を生きていく若い世代に求められるのは、柔らかく包んでくれる若草のように、人の痛みがわかり、相手を思いやる優しく細やかな感性と温かい人間性、真っ直ぐに伸びる若竹のように、どんな時も前を向いて進み、社会の発展と人々の幸せな暮らしの実現に貢献しようとする強い意志と行動力です。
桃山学院教育大学は「人間教育」で、そんな学生を育て、社会に送り出すために全力を尽くします。
学長
中西 正人

学歴・主な職歴
- 1974年3月
- 京都大学経済学部卒業
- 1974年4月
- 大阪府に行政職の公務員として入庁
生活文化部文化課長
総務部行政改革室長
人事室長
理事兼教育次長
総務部長
教育長 を歴任。
- 2013年3月
- 大阪府庁退職
- 2013年7月
- 大阪府住宅供給公社理事長
- 2014年4月
- 大阪教育大学理事・副学長
- 2018年4月
- 桃山学院教育大学副学長
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- 2021年4月
- 桃山学院教育大学学長
主な社会活動
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- 2015年6月
- ユネスコ国内委員
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- 2018年4月
- 大阪府立岸和田高等学校 学校運営協議会委員
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- 2020年4月
- 桃教スポーツアカデミー会長
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- 2020年8月
- 和泉市子どもの育みに関する条例案検討委員長
副学長メッセージ

桃教で学び
「社会で貢献できる人」になろう。
社会で貢献する人になるには、まず、『なりたい職業』に就くための専門的な知識や教養を培うことが大切になってきます。そのためには、真剣に学びに向かう姿勢がさらに重要になります。同時に自己独自の思考力も、課題を解決する力になり社会で求められ、自分の人生を豊かにしていくキーワードにもなります。
その職を活かして活動するときは、社会の成り立ちを理解することも不可欠です。実社会は、君たちが思う以上に、異なる価値観を持つ人の集団です。その中で、互いを理解し共存していくためには、他者と目標を共有し、協働して解決に取り組んでいく姿勢が大切になってきます。
人に興味を持ち、好きになり、心を伝えあい、支え合って生きていく、「違いを認めて、共に生きる」。
桃教で様々な人と出会い、学びを深め、実践してください。そして、社会に出てこの考え方を北海道から沖縄まで広め、世の中の皆さんが明るく幸せに生きられる社会の実現をめざしましょう。
副学長
比嘉 悟
日本体育大学卒業後、大阪府教育委員会保健体育課首席指導主事、同保健体育課参事兼高校総体事業推進室長、大阪府立高等学校校長、芦屋大学教授・スポーツ教育センター長、芦屋大学学長・理事長などを歴任。