3つの主専攻(メジャー)×4つの副専攻(マイナー) 3つの主専攻(メジャー)×4つの副専攻(マイナー)

桃教独自の学びスタイル 主専攻(メジャー)&副専攻(マイナー)を組み合わせ、
多様な課題に対応できる先生に

激変する教育現場で複雑な課題に対応するために、教員には付加価値が求められています。
主専攻と副専攻を組み合わせた桃教独自の学びでは、プラスαの力を備えた先生をめざせます。

取得可能な主な教員免許・資格

取得可能な教員免許・資格 幼児教育課程 小学校教育課程 健康・スポーツ教育課程
幼児教育課程 小学校教育
コース
国語教育
コース
英語教育
コース
スポーツ科学
コース
学校保健
コース







保育士資格(定員50名)          
幼稚園教諭一種免許状        
小学校教諭一種免許状  
中学校・高等学校教諭
一種免許状(国語)
         
中学校・高等学校教諭
一種免許状(英語)
         
中学校・高等学校教諭
一種免許状(保健体育)
       
特別支援学校教諭
一種免許状【※1】 ※知的障がい者、肢体不自由者、病弱者に関する教育領域
 
養護教諭一種免許状        
学校教育を支える資格取得プログラム 認定絵本士          
日本語教員
学校図書館司書教諭  
准学校心理士
日本スポーツ協会
公認スポーツ指導者【※2】
スチューデントトレーナー
(初級・中級)【※3】
健康運動指導士【※4】        
健康運動実践指導者【※4】
社会福祉主事任用資格
児童指導員任用資格

※1:特別支援学校教諭一種免許状の取得には、幼稚園、小学校・中学校または高等学校教諭免許状の取得が必要です。

※2:所定の科目を履修することで、スポーツ指導者養成講習会と同じカリキュラムを履修したものとされ、修了証明書を受けることができます。

※3:資格取得には、別途筆記試験と実技試験(中級のみ)の合格が必要です。

※4:所定の科目を履修し、別途試験の合格が必要です。

◎免許、資格を取得するための履修には、各課程・コースによる条件や制限がある場合があります。

3つの主専攻

幼児教育課程

生活や遊びを通して乳幼児とかかわる保育士・幼稚園教諭。子どもの心身の発達への理解や、子どもを取り巻く環境への配慮に加えて、指導者自身にも豊かな人間性が必要です。本課程では、4年間という時間を生かし、高度な知識を修得しながらインターンシップなどを通して、現場での即戦力につながる実践力を身につけます。また、公務員就職支援室と連携を図り、公立保育所・幼稚園の採用試験合格を支援します。

取得可能な教員免許・資格

  • 保育士資格
  • 幼稚園教諭一種免許状

小学校教育課程

小学校の教員は全教科の指導に加え、学級集団づくりや学校づくり、給食指導、外国語活動など幅広い教育指導が求められます。「教師は、最大の教育環境である」と言われるように、教員の資質や指導力は、小学校6年間およびその後の子どもたちの成長に大きな影響を与えます。桃教では一人の自立した「人間」として、個性と価値観を磨き続けながら他者と協働できる、人間力ある教員の養成をめざしています。

取得可能な教員免許・資格

  • 小学校教諭一種免許状
  • 幼稚園教諭一種免許状
  • 中学校・高等学校
    教諭一種免許状(国語)
  • 中学校・高等学校
    教諭一種免許状(英語)
  • 特別支援学校教諭一種免許状
小学校教育コース

教科指導や学級集団づくりなどに理解を深めつつ教師としての人間性を磨き、実践的指導力を身につけます。

国語教育コース

小学校教諭に必要な指導力を磨きながら、子どもの読解力を高め、小中高一貫した国語教育を担う能力を身につけます。

英語教育コース

小学校教諭に必要な指導力と英語指導の能力を高め、学校現場が求める英語に精通した教員をめざします。

健康・スポーツ教育課程

今後、さまざまな世界的なスポーツ大会の開催を控える日本では、ますます健康・スポーツ科学領域への関心が高まります。また、社会が発達しても、我々の身体構造・機能は大きく変化するわけではありません。平均寿命がどれだけ延びたとしても、健康問題は私たちの最大の関心事の一つです。本課程では、アスリートのパフォーマンス向上はもちろん、子どもの体力向上から高齢者の健康づくりまで、科学的根拠に基づく運動指導・健康支援ができる人を育成します。

取得可能な教員免許・資格

  • 中学校・高等学校
    教諭一種免許状
    [保健体育]
  • 養護教諭一種免許状
  • 特別支援学校
    教諭一種免許状
  • 小学校教諭
    一種免許状
スポーツ科学コース

中学・高校で保健体育を指導する力に加え、スポーツを通して社会の健康を促進する実践力を身につけます。

学校保健コース

養護教諭として児童生徒の健康管理と保健指導を担うとともに他の教員と連携し健康問題を解決する力を育成します。

桃教×SDGs

本学ではSDGsの達成に向けて、
学生、卒業生、教員がさまざまな活動に取り組んでいます。

Topics01
聴覚障がいを乗り越えて教壇に立つ卒業生。
わかりやすい授業で、聴覚障がい児童と向き合う。

桃教で積み重ねた経験を糧に、
子どもたちを笑顔にできる教員に。

早期からインターンシップがあると知って、さまざまな経験を積み重ねたいと思い入学しました。最も印象深かったのは特別支援教育の教育実習です。教育実習前に週一回でインターンシップに赴き、子どもたちとの関係を少しずつ築いていきました。実習や学習支援など在学中の幅広い経験は、子どもとの付き合い方を考えるきっかけとなり、その後の自分の自信にもつながりました。教員となった現在は、子どもの興味を引き出し、楽しいと思える授業づくりに力を入れています。常に笑顔を忘れず、子どもたちを笑顔にしていきたいです。

大阪府内支援学校勤務
人間教育学部 人間教育学科 2021年3月卒業
小林 美晴 さん
(大阪府 四條畷学園高等学校出身)

Topics02
新聞でも取り上げられました!
教材点訳によって、地域中学校の生徒を支援。

教員を志す5人の学生が、
点訳データの作成に取り組む。

大阪狭山市の狭山中学校から依頼を受けた本学学生5人が、同中学校に入学した全盲の生徒の学習支援に取り組み、問題集や資料を点訳する過程で必要なデータ作成を行いました。点訳された教材が教科書しかなく、点訳できるプリンターは縦書きの文章に対応していないなど、スムーズに点訳ができなかったとのこと。5人は空き時間や休日を利用し、縦書きの文章を横書きに直したり、絵やグラフを文章化したりと点訳の教材作りに協力しました。その後、5人全員が教員採用試験に合格、この経験を教壇で生かしていきたいと決意を新たにしました。

Topics03
ヘルスケアアプリを用いて地域の健康支援。
産学連携でスマートアンチエイジングをめざす。

桃山学院教育大学×帝塚山学院大学×南海電気鉄道株式会社×株式会社NSDのコラボレーションで、地元泉北ニュータウン・泉ヶ丘にお住まいの方々の『健幸年齢』を伸ばす健康教室「ボケない&コケないスマートアンチエイジング筋トレ教室」を開催。トレーニング課題や健康体操動画が視聴でき、1日の歩数や血圧などが記録される、ヘルスケアアプリ「へるすまーと泉北」を導入して、地域の健康に貢献しています。大学オリジナルの筋トレ体操動画などで自宅での運動の質を高め、誰が一番スマートに若返ったかを数値データで競います。本学からは、灘本雅一教授が運動指導を実施。学生たちもサポートで参加しました。

※健幸年齢とは
楽しみながら身体を動かし、社会とつながり、住み慣れたまちと住まいで健康に幸せに暮らせる年齢のこと。泉北ニュータウン再生府市等連携協議会の泉ケ丘駅前地域活性化ビジョンに謳われている泉北ニュータウンで実現したい将来像「健幸を実現するライブタウン泉ヶ丘」で使用される造語です。

Topics04
地域の健康増進を担う!
桃教スポーツアカデミーが始動しています。

桃教スポーツアカデミーは、本学を拠点にし、地域と本学が連携して運営する総合型地域スポーツクラブです。性別や年齢などにかかわりなく、地域の誰でもが、継続的にスポーツに親しむことができるような環境づくりをめざし、多種目、多世代、多志向、そして地域住民による自主運営といった点が特徴です。また、スポーツを通した地域住民の交流を促し、地域コミュニティ活性化の担い手としても期待されています。

主な活動
  1. 中高年者の健康寿命の延伸に関する活動
  2. 地域住民や親子の交流を深める機会を提供する活動
  3. 子どもの健全な成長を支援する活動
  4. スポーツ指導者を育成する活動
  5. スポーツ医科学に関する情報を提供する活動
  6. 学校部活動を支援する活動

取得できるその他の資格

  • 日本語教員
  • 学校図書館司書教諭(※幼児教育課程は除く)
  • 准学校心理士
  • 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者
  • スチューデントトレーナー(初級・中級)
  • 健康運動指導士(※健康・スポーツ教育課程のみ)
  • 健康運動実践指導者
  • 社会福祉主事任用資格
  • 児童指導員任用資格

◎各課程・コースは2021年4月設置

※特別支援学校教諭一種免許状の取得には、幼稚園、小学校・中学校または高等学校教諭免許状の取得が必要です。

※免許、資格を取得するための履修には、各課程・コースによる条件や制限がある場合があります。

4つの副専攻

多様な教育課題に対応できる
高い専門性を育む
4つのプログラム

「グローバル化・多文化共生への対応」「いじめや不登校・中退、暴力などの児童生徒の育ち・生き方にかかわる課題」
「教育学と科学的根拠に基づく適正な部活動指導」など、学校教育が直面する課題に対応するための
付加価値を備えた教育者をめざすプログラムを設けています。

特別支援教育プログラム
※幼児教育課程を除く

特別支援学校において、障がいのある児童生徒を指導するための「特別支援学校教諭免許」の取得をめざします。
本プログラムでは、教育現場での経験が豊かな教員が担当するほか、インターンシップなど実践型の教育を展開し、
知識の活用能力、批判的思考力、コミュニケーション力、問題解決力を高めるなど、現場で活用できる指導力を育成します。

学びのポイント

特別支援教育分野の
第一線の教員陣がそろう

文部科学省で特別支援教育に長年携わってきた教員、発達障害領域のスペシャリストで現役医師である教員、教育委員会特別支援教育課指導主事であった教員など、特別支援教育に精通した経験豊かな教員陣が、学校における実際の教育活動をふまえた最新の教育を行います。

長期・継続的な
インターンシップ

2年次の「学校インターンシップ」、4年次の「教育実習」に加えて、同じ学校でのインターンシップを行います。子どもの成長を実感するとともに、学校での実際の職業生活を体験でき、人間関係も築かれます。

取得可能な教員免許
●特別支援学校教諭一種免許状(知的障がい者、股体不自由者、病弱者に関する教育領域)

※特別支援学校教諭一種免許状の取得には、幼稚園、小学校・中学校または高等学校教諭免許状の取得が必要です。

特別支援教育に関する科目

2年次 3年次 4年次
  • 特別支援教育総論
  • 知的障害者の心理・生理・病理
  • 肢体不自由者の心理・生理・病理
  • 病弱者の心理・生理・病理
  • 知的障害教育論Ⅰ・Ⅱ
  • 肢体不自由教育論Ⅰ・Ⅱ
  • 病弱教育論
  • 視覚障害者の心理・生理・病理
  • 聴覚障害者の心理・生理・病理
  • 視覚障害教育論
  • 聴覚障害教育論
  • 教育実習指導(特別支援)
  • 重複障害者等の心理・生理・病理
  • 重複障害者等教育論
  • 障害者福祉論
  • 発達障害等教育総論
  • 教育実習(特別支援)

※専門科目は、2年次からの履修になります。

学生の声

学生の声

障がいのある友人にできなかった支援を
これから出会う子どもたちにできるように。

中学生の頃、野球部の仲間に障がいのある子がいました。当時はその子にどのような障がいがあるのか、どう対応すればよいのかがわからず、それがずっと心残りでした。「特別支援教育総論」の授業で、一人ひとり異なる障がいの実態を把握し、それに合わせた支援を行う「合理的配慮」という考え方を知り、今となれば、あのときもっと積極的にコミュニケーションを図り、相手のことを知る努力をすべきであったと気づかされました。今後も学びを深め、障がいに合わせた効果的な指導ができる教員になりたいと思います。

健康・スポーツ教育コース 卒業(福岡県立 小倉高等学校出身)
黒田 怜 さん

教員からのメッセージ

教員からのメッセージ

豊かな人間性と確かな指導力を身につけ、
「インクルーシブ教育」を担う教育者へ。

本プログラムでは、障がいの有無にかかわらず、すべての幼児児童生徒が、仲間とともに学び、ともに成長することを大切にする「インクルーシブ教育」を担う、豊かな人間性と確かな指導力を持つ教育者の育成をめざします。教育現場での経験が豊かな教員が指導を担当し、知識や理論のみならず、インターンシップを重視するとともに、学校における実際の指導事例を検討するなど、意欲と実践力のある教員を育成します。

[専門分野]特別支援教育、人権教育、学校教育学
長谷川 陽一 教授

日本語教員養成プログラム

外国につながりのある児童生徒に寄り添い、
日本語を指導する能力を養成する。

グローバル化が進み、教室には日本語指導が必要な外国につながりのある児童生徒が急増しており、その対応が重要な課題となっています。「日本語教員養成プログラム」では、日本語指導だけでなく児童生徒の生活背景を理解し、寄り添う指導が身につく実践的な教育を行います。現在、日本語指導を必要とする大阪の府立高校との定期的な情報交換会の開催や、ボランティア活動も実施。「日本語教員」の資格取得をめざします。

取得可能な資格

日本語教員

関連する科目
  • 日本語教授法
  • 日本語教育事情
  • 日本語教育演習
  • 日英比較言語学
  • 言語と社会
  • 日本語教育実習
  • 日本語学概論
  • 第二言語習得論
  • 異文化間コミュニケーション論
  • 多文化共生論
  • 異文化間教育
  • 教育評価論
  • 情報メディアの活用
  • 人間教育原論

教員からのメッセージ

教員からのメッセージ

多様な子どもたちの立場に立って考えられる教員に。

プログラムを通して、日本語の魅力を実感しながら、その魅力を国内外にいる多様な日本語の学習者に伝える能力を磨きます。みなさんが、教育現場で急増している日本語の指導を必要としている子どもたちに、必要な専門的知識と能力を持って支援できる教員に、さらにグローバル化する日本社会で多様な文化を理解し他者を理解できるスキルを育み、困っている多様な子どもたちの立場に立って考えられる教員になれるように応援します。

[専門分野]国際理解教育、ニューカマー児童生徒の教育、キャリア教育
オチャンテ 村井 ロサ メルセデス 准教授

教育相談実践基礎プログラム

チームで「問題行動」解決へ挑む。
実践的な教育で協働スキルを身につける。

今、学校現場では、いじめや非行などの「問題行動」や不登校、引きこもり、中退などへの対応・指導が急務となっています。これからの教員は、課題解決に向けて、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーともチームとして協働できる能力が求められます。「教育相談実践基礎プログラム」では、本学に在籍する特別支援やメンタルヘルスに関する実績豊富な心理の専門家の指導のもと、現場での実習も含め実践的な教育を行います。

関連する科目
  • 心理学
  • 教育心理学
  • 発達心理学
  • 心理教育的アセスメント
  • 予防的心理教育
  • ソーシャルワーク論
  • 教育臨床心理学
  • 教育相談
  • 学校インターンシップ
  • 特別支援教育

教員からのメッセージ

教員からのメッセージ

教師の仕事は何でしょうか?

「教師の仕事は何でしょうか?」と質問されたら、どのように答えるでしょうか。一番に思いつくのは「勉強を教える」ことですね。実は「教育相談」にかける時間も、大きなウエイトを占めています。子どもの話を聞くこと、保護者の悩みにアドバイスすること、そして同僚の相談にのることも多いです。これらの「教育相談」を通して子どもや保護者、同僚との信頼関係を構築することは、学級経営にも大きな影響を与えます。信頼を得るためにも、教育相談実践基礎プログラムで学んでみませんか。

[専門分野]特別支援教育、学校心理学、教師教育、学級経営
松久 眞実 准教授

部活動指導者養成プログラム

これからの部活動指導を
教育学と科学的アプローチで見なおす。

児童生徒の体力・運動能力の低下が課題となる中、児童生徒の心身の発達を担ってきた部活動が、教員の対応だけでは限界に。部活動指導に教育学の修得者がかかわることで、教員の負担軽減、体罰撤廃やスポーツ外傷・障害の予防など、科学的根拠に基づく運動指導による教育効果も期待できます。「部活動指導者養成プログラム」では、部活動の意義を理解し、児童生徒の自発性、人間性を引き出すとともに、効率的な部活動を推進できる人材を育成します。

関連する科目
  • スポーツコーチング論
  • トレーニング理論演習
  • アスレティックトレーニング論
  • 障害者スポーツ演習
  • 生涯スポーツ論
  • スポーツ医学
  • 運動生理学
  • スポーツ栄養学
  • スポーツ心理学
  • スポーツ経営管理学
  • スポーツ社会学
  • 救急処置法
  • 運動学
  • 機能解剖学Ⅰ
2020年度以前の入学者には、
特別支援教育プログラム」「養護教諭養成プログラム」を実施しています。
※在校生向けページにも取りまとめています。
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