認定絵本士講座「書店との出会い」を開催しました

本学では、2021年度より「認定絵本士」の資格に関するカリキュラムとして、「子どもと絵本の世界」という科目を開設しています。

今回は、株式会社ふたば書房（京都市中京区）の代表取締役社長 洞本昌哉氏を講師にお迎えし、「書店との出会い」をテーマにご講義いただきました。

講義では、保育者として子どもの年齢によって好まれる絵本を知っておくだけでなく、書店に並んでいる絵本の陳列状態でどこを見れば、「よく売れている絵本」が分かるのかや、保育者の感性で絵本を選ぶ以外にも選び方がたくさんあることなど、興味深いお話しをいただきました。

また、ネット販売が主流となっている現在、保護者の「子どもに良質な絵本に与えたい」という想いに応えられるよう、書店で努力をされていることについてもお話しいただきました。

講義に参加した学生へのアドバイスでは、学生時代は図書館をたくさん利用するだけでなく、書店の児童書担当と仲良くなって絵本の情報を得るなど、書店目線のお話しを伺うことができ、さらに学びが深まりました。

認定絵本士講座テキストを使って、本科目の位置づけをお話しいただきました。

出版流通会社の冊子には、たくさんのお勧め絵本が載っています。

絵本の選び方のポイントについてお話しいただきました。

本の販売だけでなく、書店の絵本普及活動（絵本カフェMébaé（めばえ））についてもお話しいただきました。