2021年度より、「認定絵本士」の講座が始まります～豊かな心をもつ子どもたちを守り育てる保育者の育成をめざします～

この度、絵本専門士委員会（国立青少年教育振興機構）より「認定絵本士養成講座」の開設が認可されました。

「認定絵本士」には、絵本の魅力を伝え、大人も子どもも楽しめる絵本の輪を広げ、地域の読書活動を充実させる役割が期待されています。2021年度からは所定の授業科目を履修し、単位を修得し認定されることで「認定絵本士」の称号を得ることができます。

大学教員のほか、絵本研究者に始まり、実際に子どもたちと日々かかわる保育者、絵本作家や絵本編集者、図書館司書、書店代表らが講師となり、子どもたちとの絵本の読み聞かせやイベントの運営方法、子どもの関心や発達に応じた絵本の選び方などを講義します。講座では、図書館の視察や保育現場、子ども広場など、実際の読み聞かせ体験も予定しています。

＊「認定絵本士」に認定された後は、本学の養成講座で学んだ絵本についての知識や技能を活かし、保育現場や地域で絵本の魅力や可能性を伝え、読書活動を充実させることができます。これらの絵本に係る実務や活動を3年以上経験し、絵本専門士委員会からの認定課題を提出して資質・能力がふさわしいと認められると、「絵本専門士」という称号を得ることができます。

＜絵本読み聞かせの様子＞