【メディア掲載】『教員養成カリキュラムの持続的構築－教員養成大学としてのメンタリングの方法と意義－』が刊行されました

3月25日（土）、本学の守谷富士彦講師、中村哲客員教授、安達有梨助教、八木利津子教授が編著した書籍『桃山学院教育大学 教員養成カリキュラムの持続的構築－教員養成大学としてのメンタリングの方法と意義－』が銀河書籍より刊行されました。

本学の教員は、大学のカリキュラム・授業を計画・実践・評価する教員養成者（Teacher Educator）という専門職者です。学生に対してよりよい授業を提供できるよう、教員も日々成長する必要があると考えています。そこで中村客員教授と八木教授（熟達教員）が、2021年度に本学に着任した守谷講師、安達助教（新任教員）と週に１回程度、授業や研究の相談をするメンタリングを2年間実践してまいりました。

当書では、そのメンタリング実践の過程や学びの結果を分析し、新任教員と熟達教員の双方が、①教育者としての専門性を高めて授業実践を変化させること、②研究者としての資質能力を形成して教育研究を質的に変化させること、を明らかにしています。

教員養成者であり、研究者でもある大学教員が、定期的に対話・交流するメンタリング行為は、大学における授業の改善、カリキュラムの構築、教育研究の質的向上につながる意義があると考えます。

今後も桃山学院教育大学では、よりよい教員養成に向けて、引き続き研究を進めてまいります。

【参考URL】
▼Amazon
『教員養成カリキュラムの持続的構築－教員養成大学としてのメンタリングの方法と意義－』
（銀河書籍、2023年3月）
https://www.amazon.co.jp/dp/4866452994?tag=booklogjp-item-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1

▼本学Webサイト　教員紹介
守谷富士彦講師（https://www.andrew-edu.ac.jp/human/professor/46.html）
安達有梨助教（https://www.andrew-edu.ac.jp/human/professor/42.html）
八木利津子教授（https://www.andrew-edu.ac.jp/human/professor/32.html）