第5回「未来をつくる人間教育フォーラム」を開催しました

10月30日（日）、本学エレノアホールにおいて、第5回「未来をつくる人間教育フォーラム」（後援：大阪府教育委員会、堺市教育委員会）を開催し、「スポーツを通じた人間教育」をテーマに、井村雅代氏の講演、パネルディスカッションを行いました。

本学の中西正人学長の主催者あいさつの後、来賓を代表して橋本正司氏（大阪府教育委員会教育長：代読＝柴浩司・大阪府教育委員会教育監）にご挨拶いただきました。

基調講演では、アーティスティックスイミングの世界的指導者である井村雅代氏に「本気で真っ直ぐなコーチ術」と題してご講演いただきました。長く世界トップレベル選手を育ててきたご経験をもとに、厳しくも愛情こもった指導経験や手法等についてお話をいただきました。
参加者からは「井村先生の力強いお言葉には説得力がありました、１ミリずつの努力や見えない所にこだわるなど、自分も一歩ずつ身近な所から取り組もうと思いました」といった感想が寄せられました。

パネルディスカッションには、大阪府教育庁保健体育課の染矢美抄 課長、堺市スポーツ推進課の布施直也 課長補佐、大阪府立大塚高等学校の舩津哲史 教諭、本学の村上佳司 教授に、パネリストとして参加いただきました。教育行政・学校現場で今日的な課題となっている「部活動の教育的意義と地域移行の諸問題」をテーマに、本学の中村浩也 人間教育学部長／教授がコーディネーターを務め、「部活動の現状と課題」についてそれぞれの視点からプレゼンテーションを行い、部活動の教育的意義と今後について意見を交わしました。
参加者からは「本日のテーマは重い問題であると捉えており、学校の中で課題として取り上げて行く予定です」といった感想が寄せられました。

また、本学学生によるダンスチーム「BEATS」が「めっちゃWAKUWAKUダンス」（監修・振付：春名秀子講師）などを披露し、明るく健康的なダンスで会場が一体となりました。

＜フォーラムの様子＞