第1回保育フォーラムを開催しました

10月29日（土）、本学エレノアホールにおいて「これからの保育をめざして～世界の保育とSDGｓ」をテーマに、「第1回保育フォーラム」を開催しました。

基調講演は、オンラインで世界幼児教育・保育機構(OMEP)日本委員会の上垣内伸子会長から、世界の保育とSDGsに関する基本的なご講演をいただきました。続いて、ニュージーランドネスト幼稚園で保育教諭を務める坂根るい氏より、自然環境を大切に行っているニュージーランドでの保育についてご報告をいただきました。

パネルディスカッションでは、司会進行を本学の名須川知子教授が務め、オペラ歌手でもある本学の小餅谷哲男教授による文化の持続性を意識した滝廉太郎のメドレーでオープニングが飾られました。その後、「SDGsで語り合う日本の保育現場と養成課程」をテーマに、社会福祉法人よしみ会泉北園（堺市南区）の中辻忠行園長、本学の高木悠哉准教授、本学学生・卒業生による取組みの発表が行われました。

中辻園長からは、保育実践現場のご報告をいただきました。また、本学学生のSDGsの学びの状況と本学卒業生からは堺市での保育の取組みを発表いただきました。
いずれも保育現場でのSDGsの実践をお話いただき、参加者からは「あっという間に感じるほど興味深い内容で、保育とSDGsは日常性が大切だという気付きをもらいました」「今後のSDGsを取り入れた保育に希望を感じることができました」との感想が寄せられました。

＜フォーラムの様子＞