「東日本大震災から10年 未来へ想いを紡ぐ大学生プロジェクト」のキックオフイベントがオンラインにて開催されました（主催：TKK3大学連携プロジェクト）

3月12日（金）、「東日本大震災から10年 未来へ想いを紡ぐ大学生プロジェクト」のキックオフイベントがオンラインにて開催されました（主催：TKK3大学連携プロジェクト）。本学からは7名の学生が参加し、中村浩也教授、柴田真裕助教がオブザーバーで参加しました。

東日本大震災から今年で10年が経過しましたが、被災地はまだ完全に復興したとはいえません。一方で、全国各地では新たな災害による被災地が発生しています。本企画は、大学生が被災地復興でできることは何か？を考えて活動し、2022年3月に報告会の実施を予定しているプロジェクトです。

当該のキックオフイベントでは、「10年の歩みとこれからの歩み －復興庁と若者の思い－」をテーマに、石原浩樹 氏（総務省 総合通信基盤局電気通信技術システム課［元 復興庁］）、合田七海 氏（神戸学院大学現代社会学部社会防災学科2017年度卒業生）、猿田達彦 氏（復興庁 ボランティア・公益的民間連携班）にご講演をいただきました。
震災語り部の小野竹一 氏（東松島市あおい地区 会長）によるご講演後には学生交流が行われ、学生たちは６つのブレイクアウトルームに分かれ、およそ15分間に渡る意見交換を行いました。

今後は現地の情報収集や整理を行い、東日本大震災以降に立ち上がった多くの学生ボランティア団体や大学の被災地支援プログラムを結び付けられるようなプロジェクトとなるよう、取り組んで参ります。

＜参加者所属大学＞（順不同）
九州ルーテル学院大学、香川大学、兵庫県立大学、桃山学院教育大学、東海大学、東京家政大学、清泉女学院大学、東北学院大学、東北福祉大学、工学院大学、神戸学院大学

＜キックオフイベントの様子＞

※TKK3大学連携プロジェクトとは
東北福祉大学（T）、工学院大学（K）、神戸学院大学（K）が連携し、防災・減災や環境およびボランティアに関する高度かつ実践的教育のための大学間連携プログラムとして、学士力向上および各大学の活性化、危機管理力の向上を目指した取り組みを行っています。
（参考URL）公益社団法人私立大学情報教育協会　http://www.juce.jp/LINK/report/youran2014/pdf/05.pdf