「第2回 研究スキルアップ講座 ～質的研究編～」を開催しました

3月8日（月）、本学201教室において「第2回 研究スキルアップ講座 ～質的研究編～」を開催しました。

第2回目となる今回は、講師として大阪産業大学の山田嘉徳准教授を招きし、「質的研究のあり方として、研究目的に応じた様々なアプローチや手法があってよいとする立場から、質的研究をどのような場面で、いかに研究活動に適切に取り入れることができるのかについて理解を深めること」をテーマにご講演いただきました。
本学教職員ら25名が参加し、演習・意見交換を含め3時間にわたり熱心なスキルアップの機会を持つことができました。

当日は、本学研究推進委員会副委員長の栗岡住子教授が趣旨を述べ、講座が開始されました。山田准教授からは、現状の質的研究の動向や全体像の見取り図について、教育に関する研究事例を交えながらご講義いただき、KH CODERを使用したテキスト型（文章型）データを分析する演習を行いました。

参加した教職員からは「大変勉強になり、モチベーションアップにも繋がると感じました」「教育実践や事例検証など、質的研究を研究しているので、大変学びの多い講話でした。土台にある考え方などのアウトラインを丁寧に解説いただき、且つ、限界を含めてわかりやすくご教示いただき参考になりました」という感想が寄せられ、本学研究力の向上につながる研修となりました。

大阪産業大学　山田嘉徳准教授

講座の様子