南海電鉄×桃教「アンチエイジング筋トレ教室」の修了式を行いました

11月6日よりスタートした南海電気鉄道株式会社×桃山学院教育大学「ボケない＆コケない アンチエイジング筋トレ教室」が1月末で最終回を迎え、2月19日（火）に修了式が行われました。

この教室は地域にお住まいの50歳以上のシニア世代を対象に、認知症予防を兼ねて運動指導を実施するものです。本学の灘本雅一教授がゼミの学生とともに毎週1回・1時間の低強度運動を4ヶ月間継続して行い、体力向上を図ってきました。

1月29日（火）の最終日も、ウォーミングアップから始まり、阿波踊り体操、ボールを使った運動など、灘本ゼミの学生が中心になってさまざまな運動を行いました。参加者の方々もこの4か月ですっかり教室にも慣れ、和気あいあいとした雰囲気の中で最終回を終えました。
修了式では、全40名の参加者一人ひとりに、灘本教授から修了証が手渡されました。灘本教授の講評では、この4か月の取り組みの成果として、筋力やバランス能力、歩くスピード、噛む力などで大きな向上がみられたこと、ファイブ・コグ検査（集団認知検査）においてもさまざまな認知機能が改善されたことが発表されました。特に顕著な向上がみられた3名、1組の参加者には、南海電鉄泉北事業部長の水野様より「大変若返ったで賞」「大変体力が伸びたで賞」などの特別賞が贈られ、本学学生より記念品が手渡されました。受賞された方からは、「自分自身でも若返った自覚があり、たいへんうれしい」「続けることが肝心なので、これからも趣味として運動を続けていきたい」などの言葉が聞かれました。

今後もさまざまな形で、地域の皆さまへ貢献できるような取り組みを行ってまいります。