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2024.12.02
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学生生活
日本家政学会関西支部研究発表会において本学学生が研究成果を発表しました
11月30日(土)の日本家政学会関西支部第46回(通算第102回)研究発表会において、八木利津子ゼミ生の早尻瑞姫さん(学校保健コース4年次)が、研究成果を発表しました。同学会は、神戸松蔭女子学院大学において対面開催で行われ、早尻さんはA会場【教育・家族】のセッションで報告を行いました。
演題は次のとおりです。
(演題)「学校集団の序列化からみる生活行動の関係と教員に求める対応」
早尻さんは、養護教諭を目指す一人として望ましい内面的援助の在り方を知るために、学校内の人間関係の序列化の現状と課題を明らかにすることを目的に据えて研究に取り組みました。特に、友人関係の親密さや重要度が増す時期の思考傾向に着目し、思春期に伴う情緒の変化やアイデンティティー確立に呼応すべき課題を見出すなど、教員に求められる対応について言及しました。
発表後は、スクールカーストの生起過程や中学生と高校生のクラス内での存在感に関する差異など調査結果から得られた知見について質問があり、早尻さんは的確に応え会場から称賛のお声をいただきました。本研究は、喫緊の今日的教育課題であるいじめ予防や不登校支援に繋がる有用な内容であり、ご参加の先生方から高評価をいただきました。
【参考URL】
▼日本家政学会関西支部Webサイト
https://jshe-kansai.main.jp/
・2024年度日本家政学会関西支部 第46回(通算102回)研究発表会チラシ
・2024年度日本家政学会関西支部 第46回(通算102回)研究発表会プログラム

研究の背景と目的・発表場面

質疑応答場面