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2024.01.15

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学生生活

認定絵本士養成講座 「絵本の編集」ってどんな仕事?

「認定絵本士」資格は、認定絵本士養成講座で学んだ幅広い知識や技能等を活かし、地域や職場で実際に絵本を使って、その魅力や可能性を伝え、地域の読書活動を充実させる役割が期待されています。さらに、一定の実務経験を積み、資質・能力がふさわしいと絵本専門士委員会から認められることにより、絵本に関する高度な知識、技能及び感性を備えた絵本の専門家である「絵本専門士」に認定され、活動の幅を広げることもできます。
本学の幼児教育課程では、保育士資格と幼稚園教諭免許だけではなく、保育所や幼稚園で絵本を読み聞かせることにも活かせる「認定絵本士」資格が取得できます。
第3期認定絵本士養成講座が始まり、受講生は、絵本の専門知識を広げ、新しい資格の取得に挑戦しています。

11月28日(火)は、ひかりのくに編集部の北山文雄先生をお招きし、「絵本の編集」についてお話ししていただきました。出版する前の色校正は、微妙な色の出具合を何度も調整をされており、1冊の絵本が完成するまでの過程を知ることができました。
また、単に絵本の編集だけではなく、保育園や幼稚園の現場を見ることで絵本を手に取る子どもたちの視点を大切にするなど、幅広い絵本編集の仕事内容を知ることができました。
絵本を手に取る子どもたちの姿を想定しながら絵本が作られていること、「子どもたちに作品を届けたい」という絵本作家の意見を反映できるよう、絵本作家との丁寧なやり取りを通して、一冊の絵本ができあがっていることが伝わってきました。
授業では、ひかりのくにで保管されている絵本の原画を見せて頂くこともできました。
今回の「絵本の編集」を学んだあとは、出版された絵本がどのように書店で販売されるのか、「絵本を広げる技術—書店での絵本の出会い—」の講座で、さらに学びを深めます。

写真①:①②「絵本を手に取る読者」である子どもたちの目線から生まれた本です

写真②

写真③:絵本作家との大切な出会いから生まれた絵本もあります

写真④:④⑤⑥絵本を販売する際のポップや帯などの「拡材」の重要性も学びました

写真⑤

写真⑥

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