認定絵本士養成講座「心に寄り添う絵本」

認定絵本士養成講座第３期が始まりました。10月17日（火）は、絵本専門士養成講座でも講座を担当されているノートルダム清心女子大学の村中李衣先生をお招きして、読み聞かせだけでなく、「読みあうこと」の大切さを学びました。
絵本の読み聞かせでは、お決まりの手遊びで始めるのではなく、子どもたちを自然に絵本の世界にいざなうような、ストーリーテリングを学びました。何冊かの絵本を、受講生と村中先生で読みあいを体験する間も、話す人の声やトーン、リズムなどを感じ取って評価をしていただき、読みあう関係の中でしか感じられない空気を味わうことができました。
「絵本は、絵本を楽しむすべての人との間で響きあいを育ててくれる」ということを感じられた講座でした。

【参考URL】
 『それより こわい』（村中李衣作、近藤薫美子絵、佼成出版社、2023年5月発行）
https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=218625

『ねえ、どれがいい？』（ジョン・バーニンガム作、まつかわまゆみ訳、評論社）　究極の選択です

『ねずみくんのチョッキ』（なかえよしを作、上野紀子絵、ポプラ社）ビッグブックと普通サイズの絵本、全く同じではありません

部屋を消灯して、ストーリーテリングをしてくれました。くらーいくらい森の中にね…

村中先生から直々に伝承してもらいます

友だち同士で素話に挑戦

最初はセリフを話すことで精一杯でしたが、何回も話すことでスムーズに言えるようになりました

イギリスの『A Dark, Dark Tale』（Ruth Brown, 1981）が原作です

最新作絵本『それより こわい』は、子ども心に感じた気持ちを体現しています。感動のラスト場面が待っています。