病弱教育セミナー in「関西」に本学学生が運営スタッフとして参加しました

2月26日（日）、病弱教育セミナー in「関西」（主催：病弱教育セミナーin「関西」運営委員会 ／後援：大阪府立支援学校長会、桃山学院教育大学、四天王寺大学）が四天王寺大学サテライトキャンパスで開催されました。今年度も、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、ハイブリッド方式での開催となり、本学の健康・スポーツ教育課程の学生が運営スタッフとして参加しました。

本会は、本学の永井利三郎教授が運営委員会会長を歴任し、八木利津子教授が事務局長を務めており、毎年企画・開催されています。今年度は医療と特別支援教育の専門家をお招きして、食物アレルギー対応や特別な配慮を要する子どもたちへの支援の在り方について、貴重な情報をご教示いただきました。

セミナーでは、土居悟産業医より「食物アレルギ—の最新情報と学校での対応」、本学の松久眞実教授より「要配慮児童生徒への支援と配慮～不登校傾向、愛着障害、ICT教育の現状～」をテーマにご講演をいただきました。講演後には活発な質疑応答や意見交流が行われ、学生たちにとって有意義な学びの機会となりました。

運営スタッフとして参加した健康・スポーツ教育課程の田村南菜穂さん（4月からは大阪府立箕面支援学校に養護教諭として勤務）からは以下の感想が寄せられました。
「私は卒業研究で、食物アレルギーを有する児童生徒への心理支援について取り組み、現職教員を対象に当該児童生徒の困り感の調査をしましたので、アレルギー対応の講演は最も関心が高く、このセミナーで最新情報の知識が得られて学びが深まりました。また、松久先生のご講話は養護教諭にとって、何より身近な教育課題ばかりで保健室の個別対応にも即生かして頑張ることができます。」と振り返り述べていました。

また、本セミナーは大阪府立支援学校校長会のご厚情を賜り無事盛会に終えることができました。ご協力いただきました支援学校関係者の皆さま、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

理事の皆様とのリフレクション（右から健康・スポーツ教育課程4年次 岸本真侑さん・鎧愛莉さん・山中瑞穂さん・田村南菜穂さん、左4名は四天王寺大学学生スタッフ）

受付の様子

土居悟医師の講演の様子

本学 松久眞実教授の講義の様子

アンケート用紙を受理する様子