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2021.08.04

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教育・研究

日本養護実践学会第4回学術集会(オンライン)を開催しました

7月4日(日)、本学の八木利津子教授が学会長を務める日本養護実践学会の第4回学術集会「メインテーマ:新しい生活様式の中で養護実践を論文化するには -子どもと子どもを取り巻く人々のいのちと健康を守り、育み、ささえ、つなぐために-」がオンライン開催されました。養護教諭、大学教員、本学学部生・大学院生、一般参加等、計161名の方々にご参加いただきました。

本集会は、教育現場で活躍する養護教諭が、新しい生活様式の中で生き抜く子どもたちのいのちと健康をつなぐために新たな研究課題を見出し、養護実践を論文化し次世代へ継承することにより、子どもたちの指導・支援に活かし、子どもたちが自律し社会参加に必要な力を培うことを目的として企画されました。

シンポジウムには本学の大畑ゼミ生、長谷川ゼミ生、八木(利)ゼミ生の参加があり、特に大畑ゼミグループの学生からは事例提供者の中島道子さん(長浜市立南中学校養護教諭)への意見や質問を活発に行うなど、学生達にとっても大変貴重な学びの機会となりました。

また一般演題では、本学卒業生の廣畑智世さん(2021年3月卒業/現・京都市養護教諭)による演題「高校生における効果的な喫煙防止教育のあり方に関する事例検討 —高校1年生を対象にした実践的介入を試みて—」の発表がありました。実際に現場で活躍する卒業生の発表に、在学生は刺激を受けたことと思います。

課題の明確化や情報共有の場となり、それぞれの教育活動において、今後どのように活かしていくかを考えることができる充実した学術集会となりました。

【プログラム一部紹介】
<八木利津子教授:基調講演>

演題「新型コロナウイルスと共存する新時代に向かう『養護実践』と『研究』の道」
<永井利三郎教授:特別講演>
演題「自閉スペクトラム症の考え方と支援の実際—新型コロナ感染流行の中で—」
<玉城有梨助教・八木利津子教授:一般演題発表>
演題「支援学級の教員が抱える水泳学習に対する不安  一安全に水泳学習を実施するための安全管理の実際について一」

【参加した養護教諭の方々の主な声】
・オンラインであることのストレスは一切無く、とても充実した大会で学びが大きかったです。
・論文化にチャレンジしてみたいと思いました。
・あっという間に時間が過ぎ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
・日々の職務で流れてしまいがちですが、研究的視点を持って取り組むことの大切さを改めて考えさせられる機会でした。

【参考URL】
▼日本養護実践学会Webサイト
http://yjissen.jpn.org/meeting.html

第4回学術集会(オンライン)の様子

運営委員等集合写真(撮影時のみマスクを不着)

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