新型コロナウイルス感染症への本学の対応について（大阪府からの休業要請等を受けて）

2020年4月15日

学生・保護者の皆様

桃山学院教育大学
学長　梶田　叡一

新型コロナウイルス感染症への本学の対応について
（大阪府からの休業要請等を受けて）

　これまで本学は、コロナ禍の中でこそ大学の真価が問われると考え、学生の学修と人間的成長の両全を堅持すべく可能な限りの対応努力を重ねて参りました。先日は、その一端として入学式の模様がＮＨＫで放映されました。

　しかし事態は一層深刻化しており、政府による「緊急事態宣言」の発出に続き、昨日は大阪府から大学への休業要請が実施されるに至りました。私たちは、接触8割減の実現にむけ可能な限りの努力を行わねばならない局面にいます。

　本学は、難局であるからこそ人間教育の理念を掲げる大学として引き続き学修者中心主義を貫きたいと考えます。本学のこの姿勢を堅持し、大阪府からの休業要請の意味を重く受け止め、学生の健康安全の確保を最優先に、学修保障に向けた取組みを残された可能性の中で追求し、検討しました。その内容を以下にお知らせします。

　つきましては、この春入学した新入生をはじめ在学生、保護者の皆様には、ご不安やご心配をおかけしておりますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

　コロナ禍の中で困難に直面し、奮闘されている全ての方々と共に、この難局を乗り越えていきたいと考えております。

記

1.　授業、指導等について

　本学学生専用のポータルサイト「Universal Passport」を活用した遠隔授業により実施している科目の課題に取り組んでください。

　なお、本学では、チューター（担任）制度により、学生と教員が連絡を密に取り合い、きめ細かな学修指導体制を維持しています。

　また、教職採用試験対応、就職関係の指導については、原則学生は在宅によるものとします。「Universal Passport」でのお知らせを随時確認いただき、教職センター、キャリアラーニングセンター、チューター（担任）と相談しながらくれぐれも不要不急の外出を控え、引き続き自宅での学修に取り組んでいただきたいと思います。

　チューター（担任）をはじめ教職員一同、今回の難局に当たり最大限の配慮を行いたいと思います。学生の健康安全確保を第一に、学修の機会も最大限保つための措置であることをあらためてご理解いただきたいと考えます。

2.　キャンパスの入構および窓口等について

　引き続き、5月6日（水）までの期間、キャンパスへの入構を原則として禁止します。

　職員につきましても、7割出勤削減を目標に安全確保と感染拡大防止のため在宅勤務等をおこないます。そのため事務室窓口につきましては、原則メールによる対応とさせていただきますので、ご了承ください。

　各種お問い合わせにつきましては、次のところまでご相談ください。

＞問い合わせ先一覧

3.　その他

　より一層の感染拡大防止に向け、不要不急の外出をせず、人との接触をできるだけ避けてください。

　今回の措置に伴うその他の本学の対応についての詳細は、決定次第「Universal Passport」にてお知らせいたしますので、随時確認してください。

以上