桃山学院教育大学 桃山学院教育大学
Team桃教

エビデンスはどこだ?
クールな思考で
スポーツを変革する。

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わが国で初めて必修化を実現
スポーツ医学を修めた指導者へ

心身を健やかにたくましく育むスポーツ。そこで流した汗や涙は、人生のかけがえのない糧となります。しかし、部活の一部などには依然、体罰や暴力が存在するのも事実です。だからこそ今、私たちは倫理的に否定するだけでなく客観的な観点から冷静に問いかけなければなりません。「体罰や暴力の指導にエビデンス(根拠)はあるのか?」と。中学校・高校の保健体育においても成長期にある身体の構造を理解し、科学的根拠に基づいた指導は不可欠です。わが国で初めて、本学がスポーツ医学関連科目を教職課程の必修とした背景には、保健体育教育に対する問題意識と中高生をケガから守るという強い使命感がありました。万が一の事故や急病にも的確に対応できる指導者をめざしましょう。

人々に笑顔と活力をもたらすスポーツ
その可能性は、領域を超えて広がる

あなたがプロのアスリートをめざすなら、本学より理想的な環境が他にみつかるかもしれません。しかし、教育者やスポーツトレーナー、関連分野の企業人など「スポーツを支える人」をめざすなら、これ以上の環境はないと断言します。ここで運動指導・健康科学の知識と技術を学んだ先には、スポーツの限りない可能性が待っています。私は、エルサルバドルやカンボジアなど内戦後の国でスポーツ指導にあたり、人々が笑顔と活力を取り戻す感動的な瞬間に数多く立ち会ってきました。日本においても高齢化の進む地域で生涯を通じた健康づくりに貢献する役割が拡大しています。科学的エビデンスに基づく指導法を身につけ、スポーツを通じて明るい社会を創造してください。

中村 浩也教授

専門分野
アスレティックトレーニング、スポーツ医学、学校教育機関におけるスポーツ傷害の予防教育など

桃教に着任後すぐに教職課程でのスポーツ医学関連科目の必修化に着手。自ら文部科学省に出向き、その情熱で実現に導いた行動力の持ち主だ。堺市南区で初となる総合型地域スポーツクラブ“桃教スポーツアカデミー”理事長、東京オリンピック・パラリンピック競技大会「SPORT FOR TOMORROW」活動など国内外で活躍。大学時代、バックパッカーとしてユーラシア大陸を横断したほか、青年海外協力隊にも参加した。

青年海外協力隊として
派遣先で活躍した20代。