本学3年次生の4名が同心児童館（京都市立御所南小学校区）の小学生対象に安全教育の出前授業を行いました

8月8日（火）に京都市児童館の小学校1年生～6年生62名を対象に「『ヒヤリ・ハット体験から身を守ろう』—私たちにできることや望ましい行動ってなに？—」という主題で、八木利津子ゼミ生の平山勝規さん（小学校教育コース3年次）、早尻瑞姫さん、山下泰葉さん、吉川真奈さん（学校保健コース3年次）の4名が防犯学習に挑みました。

本時のねらいは「日常生活における館内外の危険に目を向けて、安心して登下校できるようにする」と設定し、異年齢集団活動による縦割り学習に位置づけて実践しました。2組が縦割りで４人班に分かれて「ヒヤっと体験」について意見交流し、「ヒヤっと体験」を防ぐにはどうすればいいか話し合い活動を促進しました。その後、大学生が作成した身の回りで起こり得る危険な出来事に関する【4択クイズ】を展開しました。
子どもたちは生き生きとした表情でクイズに答えて、大変盛り上がる授業となり、身近な危険から身を守る対策について考える時間となりました。
 

授業を行った学生たちは「子どもたちの反応や疑問が予想より多くて勢いに圧倒された」「沢山質問してくれたことはうれしかった」「子どもがしっかり防犯について興味をもって取り組み楽しんで学ぶ姿をみることができた」など振り返るとともに、「命が何より大切なことをもっと時間をかけて伝えたかった」や「低学年の児童の発言が多かったので、指導者が話す時間と児童が発言する時間のメリハリをつけるなど時間配分が難しかった」と反省の声も聴かれました。
 

児童館の教職員からは、「大変有意義な時間を提供くださり、ありがとうございました。児童館内外における防犯・防災の意識を八木先生はじめ４人の学生さんの力で高めていただけたことがとても嬉しかったです。」と励みになるお言葉を頂きました。