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2018.07.05

教育・研究

学生生活

健康・スポーツ教育コース「子ども教育学基礎演習1」実習報告

6月13日(水)、健康・スポーツ教育コースの1年次が外部での見学実習を行いました。これは、初年次教育(卒業必修)科目「子ども教育学基礎演習1」において、堺市立堺高等学校、大阪府立障がい者交流促進センター「ファインプラザ大阪」、社会福祉法人よしみ会「グランドオーク百寿」からいずれかを選択し、見学実習を行うものです。各施設での実習報告は以下の通りです。

(1)堺高校
施設見学では、教室の窓が全てガラス張りで、廊下から教室内を観ることができるよう工夫されていることが分かった。また、保健の授業観察では、3名の先生方の授業風景を観察し、それぞれの先生方によって授業進行の方法が異なることを学んだ。
田野先生のご講話では、教員として、「五者の力」(医者・芸者・武者・易者・学者)を身につける必要があること、教員という夢を叶えるためには、楽な道ではなく、困難な道を選ぶ必要があることなどが伝えられた。

(2)ファインプラザ大阪
施設見学では、体育館、グラウンド、室内プール、サウンドテーブルテニス室、トレーニング室等を拝見し、バリアフリー化(スロープ、音声ガイダンス、プールの水温調整)が進み、利用者への配慮が行き届いていることを実感した。
また、健康運動指導士の資格や職務内容についても説明を受けた。体験学習として、車椅子バスケットボールやボッチャをプレーし、各種スポーツの難しさや楽しさを学んだ。

  

  

 

 

(3)グランドオーク百寿
施設見学では、アットホームな雰囲気を醸成できるよう、内観や部屋の構造に様々な工夫が施されている様子が見受けられた。食事介助体験、車椅子介助体験では、ミキサー食の試食、食事介助の際に配慮すべきこと、車椅子に様々な種類があること(横に移動可/立ち上がると同時にブレーキがかかる等)、目隠しをした状態での車椅子補助などを学んだ。
フリートークでは、施設職員さんから、介護職のやりがいや、本職を選んだ理由などを伺った。最後に、共感や思いやりといった観点から、介護職と教職との関連性について話があった。

  

  

  

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